新着情報 (NPO花粉情報協会に加盟している施設からの花粉飛散情報です)


2006 12/3 スギ・ヒノキ雄花着花状況

 関東南部の平地では写真のように雄花の着花状態がかなり良好な木が 目立ちます(写真1, 写真2).明らかに昨年より、着花量は多いと思われますが,山地のスギ林の着 花状況は昨年と同じ程度と思われます.一方ヒノキの雄花(葉の先端が白っぽ い部分)はまだ目立ちませんが(写真1),日当たりの良い枝では少ないですが,目につきます.ヒノキ科花粉の飛散予想ですが,関東ではやはりスギ花粉の多くても 3割程度と思われます.


2006 8/31 キク科雑草情報

 兵庫県芦屋市の芦屋川ではオオブタクサの群落が見られます(写真1, 写真2).都市部でこれだけの大群落が見られるのは珍しいのではないでしょうか,さすが花粉症の町芦屋と皮肉りたくなります.開花状況はそろそろピークを過ぎているようです.伊丹市の猪名川ではブタクサ,オオブタクサは少し探さないと見つかりません.ブタクサを食害するブタクサハムシ(写真1, 写真2)の影響でしょうか.ブタクサ,オオブタクサを食べ尽くしたブタクサハムシは次に何を食べるのでしょうか.(参考:http://nh.kanagawa-museum.jp/kenkyu/alien/24.html


2006 3/12 スギ花粉概況

 南関東(千葉、埼玉、東京、神奈川)では既にスギ花粉の最初のピークは終わった様子。これまでの最大値は2月23日と3月6日であり、         辛うじて都心では3桁飛散、郊外で数百の値であり、昨年より1桁も少ない最大値となっています。また6日は丁度春1番と重なり、飛散が多かったものと思われます。全国的には関東以西の太平洋沿岸地域特に、四国、九州は各地で3桁飛散を既に観測しており、ピークが過ぎた感があります。それにひかえ、東北、北陸、山陰ではまだ飛散開始になっていない地点もありますが、スギ花粉前線は東北南部まで到達、北陸は富山まで到達しています。1、2月が寒かった割には飛散開始が予想より早かった地点(四国、九州)もありますが、平年並みになりそうです。

スギ雄花: 千葉県富里市  3月9日 撮影
 既に開花後1週間ほど過ぎた雄花でかなりの花粉は飛散してしまったが、まだ少し残っている状態。ちなみに富里のこれまでの最大ピークは3月6日(411個/cm2)であった。

ヒノキ雄花: 千葉県富里市  3月9日 撮影
 現在ようやく初観測となったばかりのヒノキ花粉だが、この雄花ももう少しで開花するほど蕾は膨らんでいる。昨日の最高気温は19度となったため一気に膨らんだものと思われる。今週中には飛散開始するものと思われる。

建物屋上のスギ花粉: 千葉県船橋市 3月8日 撮影
 黄色いスギ花粉が雨の後に僅かに低い屋上の防水シート上に肉眼視できるほど貯まった。元来このような現象は少ない予想の年では観測できない。今年は少ないながらいつもとは違う飛散現象である。
   


2006 3/1 東京都の花粉情報

 品川でのダーラム式観測では2006年は1月22日にスギ0.3個の初観測があり、2月10日がスギ飛散開始日となりました。また2月27日にヒノキ科が0.6個の初観測を行いました。1月の累積はスギが0.6個、ヒノキ科が0個、スギヒノキ科以外のものが10.3個で、2月の累積はスギ288.5個、ヒノキ科0.6個、その他が22.0個となります。スギ花粉の飛散は予測より早まっており,2月23日には今年最高の90.1個を記録しています。昨年は2月全体のスギ観測数は78.8個だったので、今年の2月は昨年の3.6倍に値します。


2006 2/21 山口県の花粉情報

 2月1日から複数の観測地点でスギ花粉飛散開始して,2月中旬から数十〜百個/cm2/日となっています.詳細は山口県医師会HP(http://www.yamaguchi.med.or.jp/kafun/)をご覧ください.(ひらお耳鼻咽喉科医院 西川恵子先生からの情報)


2005 4/27 愛媛県の花粉情報

 愛媛県南部の北宇和島郡津島町ではヒノキ科花粉は4月21日を最後に終了しました.これは昨年の4月1日より20日も遅い終了でした.中部の松山市は4月22日7個,4月23,24日の2日間で16個ずつでした.東西部の今治市では4月23日9個,24日30個,25日17個でした.東部の新居浜市では4月25日28個,26日15個でした.平年ヒノキ科花粉の飛散は南部以外で5月上旬に終了しており,県下各地とも終了間近と思われます.(今治精華高校,檜垣義光先生からの情報)


2005 4/17 愛媛県の花粉情報

 愛媛県南部の北宇和島郡津島町ではスギ花粉の飛散は終了しました.ヒノキ科花粉は4月6日350個,7日140個,8〜10日3日間平均は196個でした.中部の松山市はスギ花粉の飛散は少数になりました.ヒノキ科花粉は4月5日414個,6日417個,7日161個,8日402個,9日10日の2日間平均は367個でした.東部西,今治市のスギ花粉の飛散は少数になりました.ヒノキ科花粉は4月5日258個,6日226個,7日192個,8日314個,9日324個,10日270個でした.東部の新居浜市ではスギ花粉の飛散は少数になりました.ヒノキ科花粉は4月5日588個,6日315個,7日370個,8日279個,9日10日の2日間平均は462個でした.(今治精華高校,檜垣義光先生からの情報)


2005 4/06 阪神地区の花粉情報

 強い風が吹き31日もよく飛びました。30日夕にスギは残り8%ですのでこれで収束のようです。御影で31日にヒノキが1.2個、1日に8.0個飛びました。2日昼六甲山麓のヒノキは未開、数日早く咲くサワラは最盛期に入ろうとしています。ということはヒノキも多いことを意味しているようです。来週半ばから桜とともにヒノキが最盛期に入ります。阪神地区では桜が散り始める頃がピークになっていますので早めの花見を心がけて下さい。
 スギ花粉総量としては弱風のためかゲリラ的に(地域により差が大きかった)飛んだことと、22日からの雨で完全に落ちてしまった2割減をあわせるとシーズン前の予測に近似します。(西脇市民病院 小笠原寛先生からの情報です)


2005 4/06 東京の花粉情報

 東京の品川ではスギ花粉は1月3日に初観測され、2月22日に飛散開始されましたが、これは平年より約1週遅れです。2月にはスギ花粉が78.8個しか飛散せず,これは最近10年で最も少ない飛散数です。本格飛散開始は2月23日の26.3個または2月25日の30.2個となります。3月に入ってからはスギ花粉飛散数が激増し3月7日から3月31日まで「非常に多い」飛散数を3月23日以外の24日間観測しました。特に春分の日の連休付近には大量の飛散数を数え,3月18日の1631.8個は品川観測史上最高数を示しています。ヒノキ科は3月9日に初観測し、飛散開始日は3月18日でした。
 3月末までの累積観測数はスギが9191.3個(1月7.3個、2月78.8個,3月9105.2個)で、ヒノキが126.9個となります。今年の飛散傾向は1月と2月の気温が上がらずスギ花粉飛散が遅れ気味でありますが、気温が低いにも関わらず飛散数が増加していることです。さらに気温の上昇と共に爆発的な花粉飛散が繰り返されています。ヒノキの花粉飛散ピークはこれから先と考えられます。(聖路加国際病院耳鼻咽喉科 今井透先生からの情報です)


2005 3/27 3月中旬までの全国スギ花粉飛散状況

 飛散開始が全国的に平年より1旬遅れたこともあり、前半のピーク出現も2月下旬には出現せず、関東では3桁飛散となったのは3月8日前後からで、さらに3月24日現在の最大飛散日は3月18日前後と昨年より2旬も遅れています。しかし東海では1旬早い10日前後、近畿では21日前後、中国、四国、九州は10日前後、が多くを占めています。これまでの総飛散数は予測飛散数の50%以上を観測しているのは東北南部と関東だけであり、東海、近畿以西では30〜50%の範囲です。従って今後近畿以西ではヒノキ科花粉の飛散次第では予測飛散数にかなり接近するものと思われます。既にスギの雄花の開花状況は関東以西っでは峠を超えたものと思われますので、東海から西ではスギ花粉の大量飛散は今後あまり観測されない予想です。現在、少ない地域は東北北部、北陸、山陰の一部でまだ2〜3桁飛散でしかありません。これらの地域は大方大雪に見舞われており、今後爆発的に飛散するのか注目しています。(サワラ写真)(ヒノキ写真)(文責・ 佐橋)


2005 3/24 愛媛県でヒノキ科花粉観測

 愛媛県南部の北宇和島郡津島町でヒノキ科花粉が3月17日3個,18日1個,19〜21日の平均で2個観測されました.東部西の今治市でもヒノキ科花粉が3月21日に2個,東部の新居浜市でも17日に1個,20日1個,21日1個観測されました.スギ花粉の飛散はまだ県下全域で極めて多い特別警戒レベルにあります.(今治精華高校 檜垣義光先生からの情報)


2005 3/18 愛媛県のスギ花粉飛散概況

 愛媛県南部の北宇和島郡津島町(観測地:津島町役場保健福祉課)では11日,12日,13日の平均で各388個,中部の松山市(観測地:愛媛県立中央病院検査科)では同3日間の平均が各623個,東部西の今治市(観測地:今治精華高校)は11日109個,12日1098個,13日110個,東部新居浜市(観測地:十全総合病院中央臨床検査科)では11日1838個,12日217個,13日175個と大量飛散しました.(今治精華高校 檜垣義光先生からの情報)


2005 3/08 愛媛県のスギ花粉飛散概況

 愛媛県東部西の今治市で3月7日に346個,8日に428個と爆発的な飛散が確認されました.東部の新居浜市では3月7日に183個,南部の津島町では3月7日に83個,3月8日に125個,中部の松山市では3月7日に120個の花粉が観測されました.(今治精華高校 檜垣義光先生からの情報)


2005 3/08 近畿地方のスギ花粉飛散概況

 近畿地方では3月7日から花粉が急増し,各地とも数十個/平方センチの飛散状況です.和歌山県南部や徳島県では100個以上の飛散が見られています.(文責 吉村)


2005 3/08 花粉警報

 3月7日はスギ花粉が飛散シーズン中で最も多く飛ぶ日の1日で、まさしく7日から関東以西の太平洋側、特に東海地方中心にかなりの飛散が数日間続く可能性があります。1日の飛散数が50個以上の非常に多い地域は 関東全域、東海全域、近畿の日本海に面する地域以外の全域、中国の山陰を除く全域、四国全域、九州全域です。特に関東では都心や地方の主要都市で100個以上になるのは3月8日が最も危険と予想されます。また郊外で200個以上、山間部では1000個を超える地点もありえます。   (文責 佐橋)


2005 3/02 愛媛県のスギ花粉飛散状況 愛媛県南部の津島町では2月23日にスギ花粉が71個/平方センチ,24日に49個,25〜27日の3日間平均は35個,28日には55個の飛散がありました.愛媛県南部では花粉飛散の最盛期に入ったようです.天気予報では3月7日から気温が高くなりますので大量飛散が予測されます.特別警戒してください.(今治精華高校 檜垣義光先生からの情報)

2005 2/28 近畿地方のスギ花粉飛開始

 気温が低く遅れていましたがいよいよ飛散開始です.各地の飛散開始日は大阪府東大阪市2月23日.兵庫県芦屋市2月23日,神戸市中央区2月23日,神戸市須磨区2月23日,姫路市2月22日,龍野市2月22日,加西市2月23日,社町2月22日.和歌山県橋本市2月23日,御坊市2月22日,田辺市2月23日,新宮市2月17日.奈良県奈良市2月23日,櫻井市2月23日.滋賀県2月21日でした.(文責 吉村)


2005 2/28 栃木県のスギ花粉飛開始

 獨協医大での観測で、2月22日を今年の飛散開始日と確認いたしました。過去の平均飛散開始日が2月17日前後ですので、5日ほど遅い開始となりました。(獨協医大 吉田博一先生からの情報)


2005 2/28 愛媛県のスギ花粉開始

  愛媛県のスギ花粉飛散開始日は県南部の北宇和郡津島町が2月10日,中部の松山市が2月17日,東北部の今治市が2月19日,東部の新居浜市が2月19日になりました.(今治精華高校 檜垣義光先生からの情報)


2005 2/18 全国のスギ花粉飛散状況

 2月15日現在、スギ花粉が1月に飛散開始条件になった地点は南関東3地点(武蔵野市、富里市、南足柄市)でした.しかし,いずれも1月上旬だったために,その後寒気が予想外に強くなり本格的な飛散開始には至りませんでした.2月になっても気温は全国的に低く推移し,北陸,東北北部,北海道では現在でも積雪があり,今年は例年よりこれらの地点は飛散開始が遅れる見込みです.関東以西の太平洋側では2月10日以降に飛散開始した地点が東海,南関東で数地点あり,近畿以西では17日に2桁飛散した地点もあり,いよいよこれからが本格飛散開始となります.(文責 佐橋紀男)


2005 2/18 スギ・ヒノキの雄花の状況

 スギは飛散間近の雄花(写真1)富里市:2月18日撮影,ヒノキはまだ堅い蕾ですが,もうひと月もすれば飛散開始する状態です(写真2).富里市:2月18日撮影。(文責 佐橋紀男)


2005 2/09 四国地方スギ・ヒノキ科花粉飛散総数予測情報

 今治精華高校 檜垣義光先生からの情報です.単位は個/平方センチ.( )内に昨年比を示します.愛媛県松山市5282(6.0),津島町4400(4.9),新居浜市10548(10.2),今治市7288(7.8),香川県高松市3606(5.6),坂出市1595(13.2),三木町1733(8.8),観音寺市2704(5.6),高知県高知市5247(2.4),須崎市5949(3.3),中村市4833(3.5).


2004 12/01 山形県花粉情報

 「山形県衛生研究所,高橋裕一先生からの情報です「11月25日米沢で撮影したスギです.先々週に省内で観察した際もほぼ類似した付き方でした.1994年秋にみられたように,たわわに付いている樹はありません.良く付いている樹で写真1のような感じです.多くは写真2のような付き方で,写真3のように付きの悪い樹は少ないようです」


2004 10/28 栃木県花粉情報

 獨協医科大学耳鼻咽喉科気管食道科 吉田博一先生からの情報です.「獨協医大での花粉観測にて,わずかですがスギ花粉が観測され始めました.1 cm2当たりの花粉数に換算して,10月13日0.9個,14日0.3個,15日0.6個,16日0.6個,17日4個,18日0.3個,19日0個,20日0.6個,21日0.9個、22日1.8個,23日3.7個の花粉が観測されています.スギ花粉単独陽性者で、鼻症状が出たということで受診したという連絡も聞かれています」


2004 10/23 福岡県着花状況

 福岡県岸川先生からのスギ雄花着花情報です.「とにかくもの凄い着花量である」(スギ ヒノキ )との事です.(文責:吉村)


2004 10/10 兵庫県着花状況

 兵庫県六甲山の南面のスギは沢山の雄花をつけています(写真1).緑枝あたりの花序の数も非常に沢山つけています(写真2).ヒノキもやはり多くの花をつけています(写真3).(文責:吉村)


2004 10/04  兵庫県秋のスギ花粉情報

 兵庫県芦屋市では9月30日から1〜数個/ 平方センチ程度のスギ花粉飛散が連続的に観測されています.例年と比べて未成熟な花粉が多いようです.(文責:吉村)


2004 10/04 山口県の着花状況(追加情報)

 山口県柳井市の西川先生からの追加情報です.今回の写真(雄花写真)のように多数の花序をつけたスギも珍しくはなく,やはり山口県も全体としては雄花の着花状況は良さそうです.(文責:吉村)


2004 10/01 山口県の着花状況

 山口県柳井市の西川先生からの情報です.山口県熊毛郡平生町,9月撮影のスギ雄花です(雄花写真).ほとんどの緑枝に花芽が観られますが付き方は少なめのようです.(文責:吉村)


2004 9/23  全国的に大豊作の予測

 この秋のスギ雄花の成長はこの夏の猛暑により,例年になく、沢山の雄花をたわわに着けています(雄花写真1写真2).この分では関東地方は当然のこと,関西方面も雄花の着花状況はすこぶる多い情報ですので、来春はほぼ全国的に大飛散になる可能性があます.また大飛散の予測前年の秋は年内スギ花粉の飛散が例年より多く、患者発症の恐れが十分あります.(文責:佐橋)


2004 8/02 スギ雄花着花状況

 六甲山のスギ雄花です.全体像はまだよく見えませんが,今年咲いていなかった樹にも雄花が観察されました.(スギ雄花)(文責:吉村)


2004 4/24 阪神地区の概況

 スギ・ヒノキが終了して,イネ科花粉が少数観測され始めました,もう症状の出ている患者さんもいます.(イネ科写真1.2.)(文責:吉村)


2004 4/05 東京の概況

 品川では今年3月のスギ・ヒノキ科花粉の合計は,昨年の9.1%で,現在のところスギは過去10年で最少,ヒノキは平成12年に次いで2番目に少ない観測数です.


2004 3/29 阪神地区の概況

 27日に六甲山麓のヒノキが開花しました.28日よりヒノキ科花粉の飛散開始となったようです.


2004 3/24 阪神地区の概況

 阪神地区のスギ飛散は終了しました.市立芦屋病院では3月24日にヒノキ花粉を初観測しました.


2004 3/19 近畿地方の概況

 本日,和歌山で桜が開花しました.そろそろヒノキに注意しましょう.


2004 3/16 阪神地区の概況

 13日の時点で,スギ花粉は残り2割程度になっています.17日ごろに最盛期は終わるでしょう.ヒノキは雄花が成長しておらず開花は23日ごろのようです.六甲山のヤシャブシは中腹へと開花が進み飛散の最盛期です. 


2004 3/10 山形県飛散開始

 庄内地方は9日、村山地方と置賜地方は11日,最上地方は今日12日に飛散開始しました.山形県の飛散情報はhttp://www.pref.yamagata.jp/kafun/で見ることができます.


2004 3/10 イベント報告

 3月7日に福岡県で行われた「耳の日のイベント」が無事終了いたしました.雪が舞うあいにくの天気でしたが,花粉症コーナーではリアルタイムモニターの展示と鼻アレルギー・花粉症の相談コーナーを設け10数名の来訪がありました(スナップ1).村山先生の講演は大変好評でホールは満員で立ち見まで出るほど盛況でした(スナップ2)


2004 3/8 近畿地方の開花状況

 開花したスギ雄花の花粉放出が進行,全体で約45%が飛散終了しています.暖かくなる9日以降にスギだけでなく六甲山麓のオオバヤシャブシ(カバノキ科)の開花が一気に進むでしょう.


2004 3/4 近畿地方の花粉飛散状況

 今年は予想通りスギ花粉が非常に少なく推移しています.和歌山県田辺は南海気候のため周囲の着花量は年変動が小さく,29日と1日に大量飛散しています.丹波山地も地球温暖化の影響でで着花のエネルギーが増加し,豊作年が連続していましたがさすがに今年はダウンしています.2日朝でおおよそ4割の花が咲き終えました.寒さが過ぎる来週に今期のピークがやってきます.  阪神地区ではヤシャブシが咲き始めており,時期をスギと同じくして最盛期になります.


2004 3/4 東京の花粉飛散状況

 品川では2月20日が飛散開始日で,例年より1週遅れとなりました.今年2月の平均気温は過去最高を記録する暖冬であり,毎日休みなくスギ花粉が観測されています.現在までの最高は2月26日の29.6個で,この日が本格飛散開始日となっています.2月のスギ花粉飛散累積は116.2 個で,昨年の836.0個の13.9%にとどまっており,ヒノキ花粉は2月中にはまだ観測されませんでした.スギ花粉の飛散開始は遅れたものの梅の開花も早く,飛散のピークは早まりそうです.


2004 2/26 近畿地方概況

 気温が高く紀伊半島や四国では飛散開始直後から「非常に多い」ランクの飛散状況です.その他の地域でも今週末は「やや多い」ランクの飛散が予想されます.


2004 2/26 関東地方飛散開始

 獨協医大では2月20日5.8個、21日0.3個、22日9.5個、23日1.8個の飛散で定義上は22日が飛散開始です.


2004 2/24 関東地方飛散開始

 関東地方でも飛散開始しました.23日に東京都は都内や近郊で2月20日前後にスギ花粉の飛散開始を公表しました.南関東は殆どの地点で2月14日に飛散開始しました.今年の予想飛散開始日はほぼ的中したことになります.


2004 2/23 近畿地方飛散開始

 先週末気温が上昇し近畿地方では一斉に飛散開始となりました.和歌山県田辺市,新宮市,徳島県阿南市では2月22日に各々,115個/平方センチ,102個/平方センチ,76/平方センチといきなり「非常に多い」ランクの飛散となりました.


2004 2/21 兵庫県開花状況

 今年は花をつけているスギの樹が少なすぎるため開花状況の観察が充分に出来ずシーズンの進行状況の計算は難しそうです.兵庫県の神戸市街地,西脇市,山崎町のスギ雄花は開花間近の状態になっており,この週末に咲き始め飛散が本格化しそうです.


2004 2/21 スギ花粉飛散開始

 兵庫県,芦屋市で2月19日が飛散開始となりました.


2004 2/17 スギ花粉飛散開始

 和歌山県南部,徳島県で2月14日が飛散開始となりました.


2004 1/28 スギ花粉初観測

  栃木県(獨協医大での観測)での,スギ花粉の初観測日は1月19日,花粉数は0.3個でした.昨年の初観測日1月2日に比べ,2週間以上も遅い観測となりました.当院での最近10年間での平均初観測日は1月13日ですから,平均よりやや遅い結果となりました.


2004 1/23 スギ花粉初観測

  1月22日兵庫県芦屋市でスギ花粉が初観測されました。1.2個/平方センチメートルと初観測にしてはたくさんの花粉が観測されました。昨年の初観測が1月5日でしたから、約2週間遅れです。


2004 1/9 スギ花粉初観測

 1月2日船橋(千葉)、1月5日横浜、1月8日東京、富里(千葉)でスギ花粉が初観測されました。


2003 12/16  平成15年秋の花芽実態調査

 平成16年春のスギ花粉飛散を予測するには、平成15年夏の気象条件を基に推定します。 さらに秋になって実際に山の中に行き、スギの木の花芽を観察することで飛散予測をより正確に推測します。 NPOの役員が10月から11月に掛けて観察した結果をご紹介します。 関東では奥多摩(a b)、千葉県富里(a b)、伊豆 大島を、その他の地方では岩手県盛岡山口県柳井を示しますが、いずれも昨年より花芽の付き具合は悪いと判断されます。 今後各地でのスギ・ヒノキ花粉の総飛散数と飛散開始日の予測を行う予定です。


2003 9/9 兵庫県芦屋市のキク科雑草花粉情報

 8月31日市立芦屋病院でキク科(ヨモギ)花粉が初観測されました。過去のヨモギ花粉の初観測日(飛散開始日)は1999
年9月20日(9月20日)、2000年9月17日(9月20日)、2001年9月12日(9月13日)、2002年8月19日(9月8
日)でした。


2003 8/27 兵庫県(柏原・篠山地区)のスギ花芽観察

 近畿地方の6月1日から8月25日までの日照時間は平年比73%でした。遠目では花芽と新緑の区別が付きにくいですが、
花芽の出来は不作で日当たりの良い林縁でわずかに認められる程度でした。スギ花芽1。スギ花芽2。


2003 8/1 平成15年静岡県のイネ科花粉飛散状況について

  浜松市でのクリニック屋上の観測結果です。 4月より観測を始め、5月下旬に20.0個/cm2/週と今年一番の飛散が観測されました。 その後イネ科花粉は6月から7月まで飛散が続き、4月20日から7月27日までの累積観測数は84.7個/cm2/シーズンです。 累積花粉観測グラフ


2003 6/1 平成15年栃木県のスギ・ヒノキ花粉飛散状況について

スギ花粉

 初観測日は1月2日で、昨年の1月22日に比べ20日も早く観測されました。 飛散開始日は2月12日で昨年の2月7日より5日遅く、獨協医大での観測による平均飛散開始日2月17日より5日早く観測されました。 総飛散数4931個は、昨年の8505個の約半分ですが、平均飛散数4500個よりやや多い結果でした。 飛散終了日は5月10日で、昨年の5月11日とほぼ同様な結果でした。 全体の飛散状況は、昨年のように2月に占める割合が多いといった傾向はなく、3月に飛散が集中する例年通りの飛散でした。 ただし、天候(雨、雪)の関係もあり、3月中の大量飛散日が、前半と後半に分かれ、どちらかというと中旬の飛散が少ない結果となりました。
ヒノキ花粉
 初観測日は3月20日、飛散開始日は3月23日、飛散終了日は5月15日でした。 総飛散数は668個で、スギ花粉数の約14%とヒノキ花粉の占める割合は少ない結果でした。


2003 4/17 近畿花粉情報

 長かったスギ・ヒノキ科花粉シーズンも終焉に近づきました。 ヒノキ花粉は残すところ約20%で、順調にいけば今週末には最盛期は終わり、来週には飛散数が激減します。 六甲山のヤシャブシも山頂のを残すだけとなり、春の行楽シーズンを迎えます。 スギ花粉シーズンは不順な天気となり、計算では約半分しか飛来しませんでした。 ヒノキは予定よりやや多くが飛来しています。 4月13日をピークに猛烈な花粉に見舞われ、特に山間部では多くの人が泣いていました。 来年はもっとヒノキが多くなる順番です。 どうなるのでしょうか。 


new.htm2003 4/10 近畿花粉情報
 9日は北風にのって今シーズン最大のヒノキ科花粉飛散がみられました。 10日朝は枝をたたいても花粉は飛ばず咲いた花はすべて吹き飛ばされたようです。 ヒノキ科花粉は約3割が飛び終えたところで、後10日前後は油断はできません。 この週末は六甲山の北側の有馬温泉などは桜の見頃です。 ヤシャブシの開花前線も六甲山頂近くへあがり、市街地への影響は少なくなりました。


2003 4/1 近畿花粉情報

 スギ花粉の季節は終わりました。 飛散終了の目安となる林の花粉は今日の雨でほとんどなくなるでしょう。 代わって、ヒノキの最盛期の指標となる林が咲き始めました。 雨後にヒノキの最盛期が始まります。 2001年の大量飛散で抗体があがり反応しやすくなっており、しかも飛散数は多いと予想していますのでご注意下さい。


2003 4/1 東京の花粉情報

 2003年の品川での花粉飛散状況は早咲きした昨年と大きく変わり、約2-3週間遅れて飛散しています。 飛散開始日は2月12日と平年並みですが、翌日には40.7個と本格飛散が始まってしまいました。 2月は26日に336.4個と今年2番目の観測数を示すなどで、スギ花粉飛散数は836.0個/月と昨年に次いで史上2番目の観測数を示しています。 3月は28日に今年最高の479.0個を観測しましたが、中旬に少ない日が続いたために2480.2個/月と、前の3年を下回る観測数でした。
 ヒノキの飛散開始日は2月26日で、2月には2.4個/月、3月には121.0個/月と観測されています。今年最高は3月28日の30.9個となっていますが、今後これを上回る飛散数が予測されます。


2003 3/27 近畿花粉情報

 大量飛散があるべき時期に本格的な降雨が幾度となく訪れ、枝にある花粉を洗い流してしまいました。 おかげで予想より少なく推移しました。 しかし、スギの推定花粉量が残り4割を切った18日から21日の間に大量飛散がみられたことから、通常の天気であれば相当患者さんを悩ませたことが分かります。 推定花粉量は残すところ1割になりました。 六甲山麓のヒノキは開花直前で26日がヒノキ科花粉の飛散開始日となりました。


2003 3/18 近畿花粉情報

 スギ雄花の開花は菜種梅雨と低温の影響をもろに受け、日々の花粉予報を難しくしています。 雨で花粉飛散量が減っていますが、計算では飛散予定量の6割が終了しただけです。 スギ花粉のシーズン終了の目安となる林が咲き始めました。 しかし、この低温が続けば標高の高い樹はゆっくり咲きますので今月一杯はスギ花粉の最盛期、そして即ヒノキ花粉最盛期となります。

六甲山山麓のヤシャブシ(ハンノキ属)が開花最盛期になり、16日より花粉が激増しています。 この3週間は飛散最盛期で多くの花粉を吸えば果物アレルギー発症の危険性が高まりますので、屋外活動には対策を講じて下さい。


2003 3/13 近畿花粉情報

 寒さもゆるみ高所のスギが咲き始めました。 6日から7日の雨により1割近い花粉量が減少し9日に35%が終了と推定。 その後寒く足踏み状態となるも、この間も非常に多い飛散日が続いていました。 13日朝は40%の飛散が終了と推定。 この数日が最も危険な時期で、気温が上がり風が吹くという条件が合えば、スギ林が黄色く染まり、花粉シーズンで最も多くを観測する日になります。 阪神地区でのカバノキ科のヤシャブシが本格的に咲き始めました。 この時期の花粉症の診断には抗体検査をしないと何が原因かわかりません。


2003 3/6 近畿花粉情報

 27日、2日とスギ花粉の大量飛散になりました。 北風が弱いため予想より少ない花粉量で推移しています。予定の20%少しが終わった最も注意すべき時期で、未開花や咲き始めの樹が多いため6日からの雨はそれほど花粉量減少につながらず、開花を促進させるでしょう。 阪神地区でカバノキ科のヤシャブシが咲き始めました。


2003 3/4 山形県の花粉情報

 た山形県花粉情報システムのアドレスが下記のように決まり2月10日より運用たしております。花粉情報協会からのリンクどうぞよろしくお願いいたします。 http://www.pref.yamagata.jp/kafun (ゆとり都山形のトップページ)

この他に、http://www.eiken.yamagata.yamagata.jp/ のトピックスから花粉情報の(通年の花粉情報、昨年の集計など)をクリックしていただきますと、一年を通して行っている花粉情報(週単位で更新)をご覧になれます。できましたらこちらのリンクもよろしくお願いいたします。

なお、モバイル版URLは下記の通りに決まり、2月21日から運用しています。こちらの方のご利用もをお待ちいたしております。
 i-mode http://homerun.wni.co.jp/kafun/i/
 J-skyweb http://homerun.wni.co.jp/kafun/j/
 Ezweb http://homerun.wni.co.jp/kafun/ez/


2003 2/27 近畿花粉情報

 阪神地区では26日に今シーズン最も多い飛散が観察され、27日は1回目の最大飛散になっているかもしれません。 六甲山の麓から800mの頂上までのスギ雄花の開花時計は山麓が終わりかけ、標高220m林が最盛期、標高350mが咲き始めました。 この2週間は気温より植林地帯からいかに風が吹くかで飛散量が決まる最も注意すべき期間です。


2003 2/27 東京の花粉情報

 品川で2月26日に突然、スギ花粉336.4個/cm2/日の大飛散が観測されました。 27日も同程度の飛散がリアルタイムに自動計測器で確認されています。 都内の患者さんの症状が重症化しており、医療機関混乱も起こりそうです。 2月としては昨年に続く史上2番目の飛散数となっています。 26日にはヒノキ花粉も1.2個/cm2/日今年始めて観測されました。


2003 2/24 近畿花粉情報

 すっきりしない天気が続き近畿南部では癒しの雨になったでしょう。 小雨の中でのスギ雄花の開花調査は花粉をかぶらずにすみ好都合です。 それでも枝を触ると煙が上がります。 近畿中部の開花はゆっくり進行しており天気が合致すれば大量飛散になる状態になりました。


2003 2/18 近畿花粉情報

 スギ花粉は兵庫県神戸市東灘区で13日、日本海の豊岡で14日、日本の臍にある西脇で16日と近畿全域で飛散開始となりました。 和歌山県田辺では16日から猛烈な飛散がみられています。 西脇の市街地のスギ雄花は17日採取し23度で生けた1本は1日で満開。 18日朝の現場でも咲きかけていますので、いよいよ近畿全体が飛散の最盛期に入りました。


2003 2/14 栃木県花粉状況

 栃木県(獨協医大観測)の平成15年の飛散状況は、 初観測日が1月2日と昨年の1月22日に比べ、20日も早く観測されました。  その後、花粉はあまり観測されず、1月の総数は3.3個/cm2でした。  2月9日頃から、わずかながら花粉が観測されはじめ、2月12日に飛散開始日となりました。  当施設での観測上の平均飛散開始日は2月17日ですから、平均に比べ5日ほど早い飛散開始となりました。


2003. 2/13 近畿花粉飛散状況

スギ花粉の飛散開始は2月6日より徳島県南部で始まり、7日に和歌山県南部、9日に瀬戸内の一部へと開花前線が急激にあがっています。 久しぶりの寒さでスギ雄花は十分に休眠していること、雄花の着花量が非常に多いことから飛散開始となった観測地は近畿北部までゲリラ的に出現しています。 六甲山のスギ雄花の開花は10日と比しほとんど進行していませんが、14日以降の暖かさで次々開花し、まだ飛散開始となっていない観測地も開始となるでしょう。
 花粉症の症状も出た方が増えており、まだ対策をしていない方は症状が強くなってからでは遅すぎます。


2003 2/10 近畿花粉状況

 8日に西宮市街地でスギより早く咲くメタセコイヤ(スギ科)が開花
 10日朝、六甲南山麓のスギは1本のみ開花始まる。

 スギ花粉飛散の最盛期開始の指標となる六甲中腹や西脇市街地でも雄花の膨化が進むも開花にはもう少し日数が必要で、次に暖かくなる日から飛散は本格化するでしょう。



 2002. 10/3  近畿中部の花粉情報 

 さわやかな秋晴れが続いています。 2日の某夕刊にヨモギの花が載ってました。 この開花も終わりました。 ケヤキやエノキに代表されるニレ科はほとんどが春に咲きますが、秋に咲くアキニレがあり、咲き始めました。 秋に花粉が多いと翌春も多くなり、この秋は多そうです。 セイタカアワダチソウの黄色のつぼみが目立ちはじめましたが、群落にでも入らない限り花粉症からは遠い存在です。
 スギ雄花は立派に、かつたくさん育っています。 11月には冬眠を忘れた一部の花が咲き、敏感な方は症状が出ます。 今秋は話題になる程度の花粉が飛びそうです。


 2002. 9/12  近畿中部の花粉情報

 残暑が続いています。 ヨモギは平年の開花日になりました。 日本の中央に位置する西脇では9月6日に咲き始め、症状の発現もみられています。 神戸はつぼみが大きくなり開花直前で、下旬が開花最盛期になりそうです。 オナモミやカナムグラも咲きかけています。


 2002. 8/21  近畿中部の花粉情報

 秋の花粉症シーズンになりました。 秋は双子葉植物のキク科花粉が中心で3種類の風媒花があります。 ブタクサは例年より少し早い8月10日に咲き始め、今が最盛期です。 ヨモギは早くつぼみを付けた個体は7月末から順に咲きましたが、多くの個体はこれからつぼみを付け9月に咲きそうです。 キク科は最も高等な植物でチベットには直径が50cmにもなるヨモギの樹があります。

 今年の季節は種類によって個体によってつぼみを付け咲く時期が異なります。 イネ科のエノコログサは夏から秋に咲くのですが、6月10に咲き実が入り、今は遅れた例外的な穂が咲いているだけです。 スギの雄花が確認できた日は昨年より1ヶ月早い7月13日を中央値になだらかな後半に長い正規分布をしました。 ヒノキ雄花は例年とほぼ同じ8月17日を中央値としそうです。


 2002. 7/22  平成14年近畿中部花粉情報7/21
 今年は1月早く季節が進んでいました。 その影響で来春のスギ雄花が1月も早くつきました。 こんなことは観測初のことです。 本来は梅雨明けが刺激になり花ができるので、梅雨明けの遅れた今年は8月半ばに花がつくはずです。 手元に気象データがないので詳細は分かりませんが、6月前半に梅雨明けと認識したようです。 夏の気象から来春の花粉量がどの程度かを推定するのは難しくなりました。 この推定には現場での花の出来高調査とその地区の花粉がどこから来るかの分析が必要です。 しかし、これには最低5年の調査が必要で、この調査ができている地区は全国のわずかな地区だけです。
 ヨモギのつぼみが7月14日にはみられました。 1月半ほど早くなっており、秋の花粉症の発症は早そうです。ただ、ブタクサはまだ小さく例年通りの時期(8月後半以降)に咲きそうです。

 2002. 5/20  平成14年の栃木県のスギ・ヒノキの飛散状況について最終的な結果報告
スギ花粉について
 ・初観測日は1月22日〜 例年に比べ遅い
 ・飛散開始日は2月7日〜 平成になってからは、平成5年に次いで2番目に早い
 ・飛散終了日は5月11日〜 例年並み、または、やや遅い程度
 ・総飛散数は8505.2個〜 当施設の観測上は4番目に多く、平均飛散数の2倍弱
ヒノキ花粉について
 ・初観測日は3月7日
 ・飛散開始日は3月10日
 ・飛散終了日は5月11日
 ・総飛散数は3784個
  ヒノキについては、今まできちんとデータを取っていませんが、総数は例年に比べて多い様です。


 2002. 5/16 近畿中部の5月16日の概況

 連休明けからイネ科花粉で症状のでた方が多数来院しています。 梅雨のような天気で花粉飛散が押さえられており、開花の最盛期も終わりに近づきました。 イネ科牧草の開花は夜明け頃ですが、穂に葯が長く残ります。 これが牧草を刈った農夫が症状が出る原因でしょうか。 また、1番目が終わった後に2番目の穂が出てきたりしますので、梅雨にはいるまでは油断はできません。


 2002. 5/9 近畿中部の5月9日の概況

 ブナ科の花粉は減ってきました。 連休は天気がぐずつきイネ科花粉飛散が少なく幸いでした。 イネ科牧草のライグラス、オーチャードグラス、フェスクなど咲き始め、最盛期になりました。 朝の散歩、郊外や堤防沿いでのドライブは注意が必要です。


 2002. 4/26 九州各県医師会の花粉情報観測点による、九州2002年花粉飛散状況

 九州(沖縄県を除く)各県の花粉飛散は平均で、スギ花粉が2月1日ー6日、ヒノキ科花粉は3月10日ー16日で前年よりスギが約2週間、ヒノキ科は約9日早く開始しました。 飛散ピーク時期はスギ花粉が2月下旬ー3月上旬、ヒノキ科は3月下旬ー4月上旬でした。 捕集総数はスギは前年の0.7ー1.5倍、ヒノキ科は北部九州で0.2-0.4倍、南部九州では1.5倍と、前年比では捕集数に地域差がみられました。


 2002. 4/25 2002年の東京のスギ・ヒノキ花粉飛散情報のまとめ

 2002年東京ではダーラム式花粉採集器を用いての観測結果が、東京都11カ所と慈恵医大(品川)からインターネットで公表されています。 また自動計測器の情報は、中央区(聖路加病院)と八王子市(高尾)の情報が一般向け(PPnet)と、医療従事者向け(e-花粉Forum)の2種類が今年からリアルタイムに入手できるようになりました。

 品川でのスギ・ヒノキ花粉観測の今年の特徴としては、飛散開始と終息が早く、総飛散数は史上2番目だったことです。 特にスギ花粉飛散開始日が2月7日と早いだけでなく、21.3個/cm2/日といきなり本格飛散日となっています。 ヒノキ花粉飛散開始日も3月2日と早くなっていますが、総数はあまり多くはありませんでした。 4月24日までで、スギ花粉は5197.9個/cm2/シーズンと多く、ヒノキ花粉は448.2個/cm2/シーズンで、合計が5546.1個/cm2/シーズンです。 そこで、スギが91.9%、ヒノキが8.1%とスギが優位となっています。 東京都11カ所の観測結果も品川での観測結果とほぼ同様の傾向を示しています。 (品川での累積飛散数の昨年、一昨年との比較グラフ

 飛散開始が予想以上に早く、「非常に多い」日が2月21日から3月21日まで連続4週間続いたこと(2/28を除く)、土日に大量飛散日が多かったこと、などで花粉症患者の重症度が高くなっているようです。 また市販薬で効果が少なく、医療機関を訪れた患者数も例年以上に多かったようです。


2002. 4/23 浜松市の状況をお知らせします。

 今年は、飛散開始日が1月1日となりました。 初観測日は当地ではしばしば元旦になりますが、元旦に飛散開始日となった年は、浜松市で空中花粉調査を始めてからの20年間では初めてのことでした。 その後は0個の日が多く、1月22日が再び1個以上/日が連続した初めの日となりました。 その後また1個以下で多くはゼロの日が続きましたが、2月5日から1個以上が飛ぶようになり、2月7日に突然76個が飛散し、スギ花粉症のシーズンに入りました。 それまでは、ごく一部の方たちが症状を訴えておりましたが、これを機に約15%の方が症状を訴えるようになりました。

 その後2月22日に483個と今シーズン2番目の大量飛散があり、このころから大部分の方で症状が激しくなり、3月2日には最高の678個となりました。 それから間もなくヒノキ科花粉が昨年より10日早く飛散し始め、3月20日頃からヒノキ科の飛散が優勢となり、4月15日頃からはスギ、ヒノキ科合わせても1個/cm2以下の日が2日に1日くらい見られるようになりました。 昨年より10日位早く、今月末にはヒノキ科花粉の飛散終了を迎えると考えます。
 
 なお、浜松市ではヤマモモ花粉が3月17日から観察され、下旬にはピークとなって47個/cm2飛散、その後4月10日から1個以下となりました。 関東以南の太平洋岸などでヒノキ科花粉の飛散と重なり、しかも矛盾が見られて、「はてな?」と思われた方も多かったでしょうか。 ヤマモモ花粉症の重複だったかもしれません。


 2002. 4/22 平成14年の栃木県のスギ・ヒノキ花粉飛散状況について

スギについて 
 初観測日は、1月22日と気温も高く、雨・雪が少なかった割に遅い結果でした。 逆に飛散開始日は、平均開始日(2月17日)より、やや早いと考えていましたが、予想以上に早く2月7日でした。過去の結果から見ても、早いほうの開始となりました。 飛散状況としては、2月20日頃から本格飛散が開始し、3月2日には1350個の大量飛散を記録し、3月15日頃までに、大部分の飛散は終了しました。 例年ですと、3月に総飛散の約80%が飛散しますが、全体に約2週間ほど早くなったような飛散状況でした。 総飛散数は、8498.3個(4月21日現在)で、昨年よりやや多い5000個前後の予想でしたが、予想を大きく上回る結果となりました

ヒノキについて 
 (ヒノキは、今まで充分なデータ整理がされていませんので、簡単に)初観測日は3月7日、飛散開始日は3月10日で、スギと同様、例年よりも早い開始となりました。 総飛散数も例年に比べかなり多く、3769.1個(4月21日現在)となりました。


2002. 4/18 近畿中北部の4月18日概況

 ヒノキの推定花粉量はほとんどなくなり、飛散もほぼ終わりました。 瀬戸内に自生するヒノキ科のネズが少し飛んでいましたが、これも終わりに近づいています。 今の時期はヒノキ花粉とそっくりの花粉が混在し、それらを区別することは至難の業です。 例えば庭木のイチイ科樹木です。
 春の花粉も大きく変化しています。 ニレ科、ヤマモモ科、イチョウ科はほぼ終わり、ブナ科の最盛期です。 マツが増えてきましたが、これは花粉症はほとんど起こしません。 イネ科はまだ穂が出ておらず、例年なら5月の半ばが最盛期です。
 グラフはスギとヒノキ花粉の推定量の減少推移と神戸市での飛散数を示しています。 異常に早い春の訪れになりましたが、花粉推定量から飛散数の推移が推定できました。 飛散状況のグラフ


 2002. 4/11 近畿中北部の4月11日概況

 ヒノキ花粉飛散は終焉期に入りました。 六甲山はヤシャブシがほとんど咲き終え、コナラの芽吹き、山桜、ツツジ、アセビと美しく楽しい季節を迎えました。 アセビはヒマラヤでも美しく日本種との区別は素人にはできません。  飛散状況のグラフ



 2002.4/8 近畿中北部の4月8日の概況

 ヒノキ花粉の飛散期の最後の指標となる林も咲き始め、終わりが近づきました。 ブナ科花粉は最盛期になりました。



 2002. 4/4 近畿中北部の4月4日の概況
 
3日の強風でヒノキ花粉が多量飛散しました。 ヒノキは暖冬でリズムが狂い枝により雄花の生長度の差がみられます。 丹波平地部のヒノキは咲き終え、花粉源は山へ移り、ヒノキ飛散は後半に入りました。
神戸のヤシャブシは数が激減していますが、強風で六甲山頂付近から飛ばされてきました。 顕微鏡では10種類以上の花粉が賑わっています。 その中からヒノキやスギ、カバノキ科などと一つ一つ区別するには経験が必要で時間もかかります。 飛散状況のグラフ
 
2002. 4/1 近畿中北部の4月1日の概況

 
週末にヒノキの大量飛散がみられました。 花見でたくさんの人が悪化しています。 気温が高いためこの数日がピークです。
 
2002. 3/28 近畿中北部の3月28日の概況

 27日よりヒノキの飛散最盛期になりました。 ヒノキ花粉の飛散推移もスギと同じように六甲山の麓から頂上に向かって咲くのと同期します。 花冷えのためヒノキの開花は足踏みで、六甲の麓も少し花粉が残っています。 しかし、最盛期の指標となる丹波平地部のヒノキは開花の最盛期に入り、六甲の開花前線も中腹まで上がってきました。 気温が上がってくるとの予想で、今後2週間は気が許せません。
 春の花粉が増えてきました。 ニレ科花粉の最盛期で、ブナ科花粉も飛び始めました。 阪神地区のヤシャブシは開花前線が標高500mへ上がり、市街地への影響は少なくなりました。 ただし、ヤシャブシ花粉症では抗原が共通するブナ科花粉にも反応します。 飛散状況のグラフ
 
2002. 3/25 近畿中北部の3月25日の概況

 19日以降のスギ花粉はほとんど終わりました。 スギに代わるヒノキは気温が低いため開花が足踏み状態で、花粉も増加していません。 六甲山麓のヒノキは約半分が咲き終えただけで、サワラのも開花していない樹があります。 ヒノキの飛散最盛期の指標となる林は咲き始めました。 今後、気温が上がると次々に咲き出しますので注意してください。
 春の花粉であるニレ科のエノキ、ヤマモモが飛び始めました。 これらも花粉症を起こします。 これは例年より10日早く、暖冬の影響を受け安いかどうかで開花の順番が変わりそうです。
 
2002. 3/20 近畿中北部の3月20日の概況

 スギ花粉に代わってヒノキ花粉が増えてきました。 飛散最盛期の指標となる林のヒノキ雄花は開花直前です。 ヒノキは気温が低いと咲きませんので、寒さが去った来週はじめに花粉飛散の最盛期に入るでしょう。 それまでは疲れた目や鼻を癒して下さい。 ただし、阪神地区のヤシャブシは最盛期のただなかです。


 2002. 3/20 東京のスギ・ヒノキ花粉飛散情報

 東京のスギ花粉飛散数はどんどん減少してきており、3月13日(水)からは100個/cm2/日を越えない日が7日続いています。 ただし2月21日から「非常に多い」日が、2/28を除いて、連続27日続いていますので、鼻や眼の過敏性が高まっている患者さんも多いと思います。 3月18日には品川でスギ68.8個/cm2/日でヒノキ43.5個/cm2/日となり、ヒノキがスギを越える日も近いと思います。 東京都の情報でも3月18日に多摩地区ではヒノキの数が大きく伸びているようです。 多くの患者さんの質問は、今後のスギ花粉とヒノキ花粉の飛散予測はどうなるのでしょうか?という点です。
(品川での累積飛散数の昨年、一昨年との比較グラフ


 2002. 3/18 近畿中北部の3月18日の概況

 スギ花粉はわずかに枝に残っているだけです。 ヒノキは16日に西宮の0mで、17日には六甲の南山麓で咲き始め、最盛期の指標となる林のつぼみも膨らんできました。 徐々にスギからヒノキ花粉に入れ替わります。 ヒノキの開花は気温に大きく影響されますので、最高気温が20度近くになりますと注意が必要です。 六甲山のヤシャブシはピークを迎えており、15と17日に大量飛散が観察されました。

 2002. 3/14 近畿中北部の3月14日概況

 寒冷地のスギを残すだけになりました。 ヒノキ科花粉が観察されるようになりました。 ただし、ヒノキやサワラは咲いていませんので庭木からの花粉と思われます。 阪神地区のヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属)は飛散のピークになっています。 この花粉症ではシラカバ花粉症と同じようにモモやリンゴ、メロンなどの果実アレルギーが20%程度合併します。 果実を食べると、口や咽がかゆくなりはれます、なかには顔がはれたり息ができなくなったりします。 飛散状況のグラフ


 2002. 3/11 近畿中部のスギ花粉飛散情報

 3月11日概況:3月初めにスギ花粉が大量飛散しましたが、8日以降は減少に転じました。 近畿中北部の飛散の目安となる推定花粉量は残り10%になり、花粉飛散も終焉を迎え大量飛散はないでしょう。 ヒノキ雄花は成長中で開花まで後10日ほどかかりそうです。 それまではスギ花粉症の方は一休みです。  飛散状況のグラフ


 2002. 3/8 東京のスギ・ヒノキ花粉飛散情報

 今年の東京のスギ花粉飛散状況は、空前の異常な状態と思われます。 まず飛散開始が2月6−7日(東京都)でしたが、飛散開始と同時に本格飛散(20個/cm2/日)に突入しました。 また2月21日から24日まで100個/cm2/日を越える大飛散が続き、これは関東地方全体でも確認されたようです。
 3月に入っても500個/cm2/日を越える日が二日続き、あたかも暦が2ー3週間先に来ているようです。 早く始まったので早く終わるかという質問をよく受けますが、現在の大量飛散数からして、「少ない」状態に落ち着くのは少なくともあと2週間は掛かると思われます。 さらにその後の様子は、現状では推測するのが困難と思われます。 どなたか今後の予報を出していただく方が、いらっしゃるとよいと思います。 (累積飛散数の昨年、一昨年との比較グラフ
 


 2002. 3/7 近畿中部のスギ花粉飛散情報

 東海山陽道の広島県から南関東までのスギ花粉飛散は六甲山の開花状況や神戸の飛散状況とおおよそ一致します。 六甲山の花粉量は標高150mから800mまでの間に5つの観測林を置き、その開花状況から花粉量の減少を計算します。未開花の量を100としてその減少を計算し、花粉量が90から飛散最盛期となり、80から20までの間は花粉源と風の状態が一致しますと大量飛散が訪れ、10になるとシーズンは終焉となります。飛散状況のグラフ

 3月7日概況:5日の雨でスギ花粉量は激減しました。 六甲山の標高500mがスギ雄花開花の最盛期で、未開花は頂上のみとなりました。 このことからスギ花粉飛散はピークを越え、7日を最後に終焉に向かうでしょう。 阪神地区のヤシャブシ(ハンノキ属)は最盛期に入りました。



2002.3/4 兵庫県のスギ花粉飛散情報

 六甲の開花状況から今がピークで、明日の雨後は後半に入ります。 終末から花粉は減少に入ると思っています。