リアルタイム花粉モニタによる花粉濃度時間変化

※平成24年春の情報提供は終了しました

全国の当協会会員及び当協会協力者、環境省事業及び東京都との共同研究で計測された
花粉モニタによる花粉濃度の時間変化図を掲載しました。

KP-1000/KP-1500
富山県富山市、東京都青梅市、東京都千代田区神田錦町、東京都葛飾区金町
KH-3000:東京都多摩
奥多摩町、青梅市、東大和市、多摩市
KH-3000:東京都区部
文京区千駄木、品川区五反田、足立区綾瀬、葛飾区金町
KH-3000:千葉県
柏市、佐倉市、木更津市、鴨川市
KH-3000:東海・近畿
静岡県浜松市、和歌山県和歌山市、兵庫県西宮市
KH-3000:KH-3000:九州他
福岡県福岡市、千葉県森林研究所上総試験地(千葉県木更津市下郡)

使用した花粉モニタは興和KPシリーズと大和製作所KH-3000の2種類で、それぞれ次のような特徴があります。

KPシリーズ:KP-1500およびKP-1000 興和株式会社製
 花粉に紫外線を照射すると特有の蛍光を発すること利用して花粉の識別とカウントを行っている。
毎分5リットルの空気を吸引し、その試料空気をバーチャルインパクターにより約1/10に濃縮する。
濃縮された空気に紫外線を照射し、その散乱光の強さと蛍光の色によって花粉の識別を行う。
紫外線の光源としてKP-1500は紫外線レーザ、KP-1000はキセノンランプを用いている。
 KP-1000は2003年に終了した文部科学省プロジェクト「スギ花粉症克服に向けた総合研究」で開発された機材であり、その上位機種であるKP-1500に比較して花粉を検知する感度が低い。

KH-3000 大和製作所製
 毎分4.1リットルの吸入した空気に半導体レーザ光を照射し、前方と側方への散乱光を検出、 両者の比較から粒子形状を、強度から粒子径を判断して、約25〜35μmの球形粒子を花粉として計数している。
 現行の機器では氷晶や土埃、スギ・ヒノキ以外の花粉も計数されるため、 スギ・ヒノキ花粉の飛散初期や終息期等、飛散数が少ない時期にはこれらがノイズの原因となっている。